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LeRobot Tutorial|Hugging Faceのロボット学習フレームワーク入門【2026年版】

2026-07-23 ・ 実践

#LeRobot#HuggingFace#模倣学習#実践

LeRobotは、Hugging Faceが開発する「ロボット学習を誰でも」のためのオープンソースです。ChatGPT的な大規模AIの技術をロボットに持ち込む世界の入り口として、2026年現在いちばんおすすめできるOSS。実機がなくても遊べます。

LeRobotでできること

📼

データを集める

テレオペでお手本を記録

→
🧠

学習する

ACT / Diffusion Policy

→
🦾

動かす

実機 or シミュレーション

集めたデータやモデルはHugging Face Hubで共有できて、世界中の人のデータセットも使い放題です。

インストール

ターミナル
# Python 3.10以降推奨。仮想環境を作ってから
python -m venv .venv && source .venv/bin/activate
pip install lerobot

まずは公開データセットを覗く(実機不要)

世界中のユーザーが公開しているロボット操作のデータセットを、そのままダウンロードして可視化できます。

Python
from lerobot.datasets.lerobot_dataset import LeRobotDataset
 
# 公開データセット(ロボットアームがブロックを移動するデモ)
ds = LeRobotDataset("lerobot/pusht")
print(ds)
print("エピソード数:", ds.num_episodes)
 
# 1フレーム分のデータを見てみる
sample = ds[0]
print(sample.keys())  # 画像、関節角度、行動などが入っている

「カメラ画像」と「そのときの関節の動き」がペアで記録されている — これがロボット学習の教科書(データセット)の中身です。

お手本データ(人が操作した記録)📷カメラ画像🦾関節の動き時刻 1📷カメラ画像🦾関節の動き時刻 2📷カメラ画像🦾関節の動き時刻 3時間の流れ🧠 方策(ポリシー)「この画像のときはこう動く」を学ぶ学習 = お手本のまねを覚える
図: お手本データの中身。時刻ごとに「カメラ画像」と「関節の動き」がペアで記録され、そこから「この画像のときはこう動く」を学ぶ

← 図は横にスクロールできます →

模倣学習を回してみる

LeRobotはコマンド1つで学習を開始できます。まずは軽量なPushTタスクで:

ターミナル
lerobot-train \
  --dataset.repo_id=lerobot/pusht \
  --policy.type=diffusion \
  --output_dir=outputs/train/pusht_test
⚠️

GPUについて

学習にはGPUがあると快適です(Google Colabの無料枠でも可)。CPUだけでも動きますが、数時間〜かかるので「回るのを確認したら止める」くらいの気持ちで。

実機に進みたくなったら: SO-101

LeRobotコミュニティの定番アームがSO-101。6自由度で、部品代3〜5万円ほど+3Dプリントで組み立てられます。2台作れば「1台を手で動かして、もう1台に真似させる」テレオペ→模倣学習のフルコースを自宅で体験できます。

GUIで操作できるLeLabも登場していて、コマンド暗記なしでデータ収集→学習まで進めるようになりました。

まとめ

  • LeRobotは実機なし・無料でロボット学習を体験できるOSS
  • 公開データセット→模倣学習→(欲が出たら)SO-101実機、の順で深入りできる
  • データもモデルもHugging Face Hubで共有される文化。あなたの学習過程も発信のネタになります
📚 もう少し詳しく(背景と理論)気になる人向け・タップで開く

LeRobot は Hugging Face が公開したオープンソースのロボット学習ライブラリで、模倣学習・強化学習のモデルと共有データセットを、機械学習コミュニティの流儀(事前学習済みモデルの配布・再現)でロボットに持ち込むものです1。搭載される代表的手法には、ALOHA の ACT(Action Chunking Transformer)やDiffusion Policyがあります2。

安価な既製アーム(SO-101など)と組み合わせることで、個人でも模倣学習を試せる敷居の低さが特徴で、ロボット学習の「民主化」を後押ししています3。

次の一歩 🌸

シミュレーションの基礎が不安ならMuJoCo入門へ。「そもそもACTやpi-0って何がすごいの?」はVLAモデル解説でどうぞ。自分のデータで小型VLAモデルを動かしてみたくなったらSmolVLA入門も参考にしてください。

Footnotes

  1. LeRobot(Hugging Face)は、模倣・強化学習のモデル、事前学習済み重み、共有データセット、シミュレーション環境をまとめたオープンソース基盤。 ↩

  2. 収録手法には ACT(Zhao et al., 2023)や Diffusion Policy(Chi et al., 2023)などがあり、少数デモからの模倣学習を実機で試せる。 ↩

  3. 高価な研究設備がなくても、低コストアーム+公開データ・モデルで最先端手法を追試できる点が、ロボット学習の裾野を広げている。 ↩

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